カバレッジの確認

DT+Traceでは実際に実機を動作させた際のカバレッジを取得できます。C0、C1カバレッジに対応しています。それらの見方について説明します。

1. カバレッジレポートの見方

カバレッジレポートを開くと、関数ごとのC0、C1カバレッジを確認できます。それぞれ以下のように、その関数内でいくつテストポイント(分岐)が存在し、そのうちいくつ通過したかという値からカバレッジを算出しています。
DTxTrace_Coverage_Report

2. 未通過箇所の確認

例えばテスト時に未通過箇所があった場合は、テスト漏れであったりフェールセーフ処理である可能性があり、カバレッジの値だけでは未通過で妥当かどうかを判断できません。このようなときはカバレッジレポートの関数の行をダブルクリックすると、その関数の未通過のテストポイントの一覧が表示されます。
DTxTrace_Coverage_NonPassList

一覧の項目をダブルクリックすると、該当のコードの箇所にジャンプします。未通過で妥当なのか、テスト漏れの場合は条件文に該当するテストケースが足りなかった、などのように検討する際に、ソースコードをすぐに確認できるようになっています。

また、レポートの内容をCSVでエクスポートできます。
-> DT+Traceの解析内容を外部にエクスポートする

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