チュートリアル

② ライセンスサーバのセットアップ

※ライセンスデータファイル(.lic)はサーバーPC、クライアントPCの両方で使用しますのでコピーしてください。

0.セットアップを始める前に、DTLicenseManagerをインストールするPCについて以下の二点をご確認ください。

  • 27000番~27009番のポートの2個を解放可能なこと
    ⇒ ライセンスサーバー用に27000番~27009番のポートの内2個のポートを使用します。
  • 再起動が可能なPCであること。
    ⇒ インストール終了後、PCを再起動させる必要があります。

1. DT10LM_For_XX_x86_64.tar.gzを任意のフォルダで解凍します。

2. 1.で作成されたフォルダ(DT10ServerFiles)に、「ライセンスデータファイル(.lic)」をコピーします。

3. コマンド・ライン端末で、上記のフォルダに移動(cd)します。

cd DT10ServerFiles

4. 管理者モードにします。

su
パスワード : (管理者モードのパスワードを入力)

5. 引数にライセンスデータファイル名を指定して、サーバーセットアップ用のシェルスクリプトを実行します。

./DT10LM_Install.sh ライセンスデータファイル名

6. 以下のように表示されれば、正常にセットアップされ、ライセンスマネージャが起動されます。

Copying files…
Setting a license file.
Regist a service.
Start a service.
Starting lmgrd -c /usr/local/DT10LM/lic -l /usr/local/DT10LM/logs/dt10_lic_sv.log: [ OK ]
DT10 license manager setup is completed.

インストール作業は以上で終了です。

 

ファイルの配置先の変更について

DT10 License Managerは付属のシェルスクリプトによってセットアップされます。
以下に必要なファイルがコピーされます。(DT10LMフォルダはスクリプトによって作成されます)

/usr/local/DT10LM

もし、上記とは異なる場所に配置したい場合は、以下の各シェルスクリプトのフォルダの
記述を任意のパスに書き換えてから実行してください。

・DT10LM_Install.sh の 2 行目の以下の行

DT10_LM_EXTRACT=/usr/local

・DT10lmsvr の 6 行目の以下の行

DT10_LM_HOME=/usr/local/DT10LM

> ③クライアントPCのセットアップ