2024/6/4

2024/9/2

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5 Q&A 5 時間系レポートをPDFで出力する「Time Report Maker」

時間系レポートをPDFで出力する「Time Report Maker」

時間系レポートをPDFで出力する「Time Report Maker」

Time Report Maker

ツールの概要

  • DT+Traceで解析した以下のレポートを、編集不可能なPDFに出力します。
    • 実行時間レポート(In-Out)
    • 実行時間レポート(占有時間)
    • 周期時間レポート
    • 二点間実行時間レポート
  • プラグインとして登録し、使用します。

ダウンロード

ツール名 説明 ダウンロード
Time Report Maker 各種時間系レポートを、そのままPDFに出力するツール ダウンロード

必須作業

  • DT+Traceアプリケーションへのプラグイン登録が必要になります。
  • DT+Traceアプリケーションで、一括でエクスポートするため、全てのCSVエクスポート項目の設定が必要になります。(参照:DT+Trace CSVエクスポート項目の設定

アプリ制限事項

  • DT+Traceは多重起動せずにご利用ください。
  • 二点間実行時間レポートを出力する場合は、表示する区間を追加していただく必要があります。

Time Report Makerの登録

プラグイン登録手順の確認

  1. DT+Traceアプリメニューで、[ヘルプ]メニューの[ヘルプを表示…]をクリックし、[DT+Trace Help]を表示する。
  2. [検索]タブで、「プラグイン」を入力し、検索する。

登録手順

  1. [ツール]メニューの[プラグインの登録と解除…]をクリック
  2. [追加]ボタンをクリックし、[プラグインの登録]を表示する
  3. [メニューコマンド名]に、任意の値を入力する。入力した内容は、DT+Traceの[ツール]メニューに適用される。
  4. [実行ファイル]に、”Time_Report_Maker.exe”を指定する。
  5. [コマンド引数]に[‘第1引数’ ‘第2引数’]を指定する。(設定例:1 $(ProjectFile))
引数 入力する値 説明
第1引数 0 または 1 0:現在開いているテストレポートのレポートデータ解析を実行します。
(”DT+Cmd -analyze all “に相当した解析となっております。)

1:現在開いているテストレポートのプロファイル内の全レポートを対象として合算解析を実行します。プロファイルを個別に選択することはできません。(“DT+Cmd -analyze multiple “に相当した解析となっております。)
第2引数 $(ProjectFile) プロジェクトパスを渡します。

 

DT+Trace CSVエクスポート項目の設定

4つのレポートのエクスポート項目を設定します。

設定手順の確認

  1. DT+Traceアプリメニューで、[ヘルプ]メニューの[ヘルプを表示…]をクリックし、[DT+Trace Help]を表示する。
  2. [検索]タブで、「各種レポートをCSV形式で保存」を入力し、検索する。
  3. 「各種レポートをCSV形式で保存」ページを選択し、開く。

実行時間(In-Out)エクスポート項目の設定

  1. 解析したいテストレポートを表示します。[レポート解析]メニューの[テストレポートを表示…]をクリックし、該当のテストレポートを表示します。
  2. [レポート解析]メニューの[レポートデータの解析]をクリックし、解析を行います。
  3. [ファイル]メニューの[エクスポート]から、[実行時間レポート]>[In-Out…]をクリックします。
  4. [実行時間レポート(In-Out)をCSVで保存]で以下の画像の通り、設定をします。設定した内容で[エクスポート]をクリックし、設定を反映させます。
    ※項目順は、画像の順番となるように設定をお願い致します。

実行時間(占有時間)エクスポート項目の設定

  1. 解析したいテストレポートを表示します。[レポート解析]メニューの[テストレポートを表示…]をクリックし、該当のテストレポートを表示します。
  2. [レポート解析]メニューの[実行時間レポート]>[占有時間]をクリックし、解析を行います。
  3. [ファイル]メニューの[エクスポート]から、[実行時間レポート]>[占有時間…]をクリックします。
  4. [実行時間レポート(占有時間)をCSVで保存]で以下の画像の通り、設定をします。設定した内容で[エクスポート]をクリックし、設定を反映させます。
    ※項目順は、画像の順番となるように設定をお願い致します。

周期時間エクスポート項目の設定

  1. 解析したいテストレポートを表示します。[レポート解析]メニューの[テストレポートを表示…]をクリックし、該当のテストレポートを表示します。
  2. [レポート解析]メニューの[レポートデータの解析]をクリックし、解析を行います。
  3. [ファイル]メニューの[エクスポート]から、[周期時間レポート…]をクリックします。
  4. [周期時間レポートをCSVで保存]で以下の画像の通り、設定をします。設定した内容で[エクスポート]をクリックし、設定を反映させます。
    ※項目順は、画像の順番となるように設定をお願い致します。

二点間実行時間

  1. 解析したいテストレポートを表示します。[レポート解析]メニューの[テストレポートを表示…]をクリックし、該当のテストレポートを表示します。
  2. [レポート解析]メニューの[二点間実行時間レポート…]をクリックし、区間を追加します。詳細な手順については、こちらのFAQもご参照ください。「実行時間測定区間を自分で設定したい」
  3. [レポート解析]メニューの[レポートデータの解析]をクリックし、解析を行います。
  4. [ファイル]メニューの[エクスポート]から、[二点間実行時間レポート…]をクリックします。
  5. [二点間実行時間レポートをCSVで保存]で以下の画像の通り、設定をします。設定した内容で[エクスポート]をクリックし、設定を反映させます。
    ※項目順は、画像の順番となるように設定をお願い致します。

エクスポートするデータ

各種データは、DTプロジェクトファイルと同じパスに保存されます。

  • “エクスポートしたレポートの種類”_”DTプロジェクト名”.csv
    • エクスポートしたCSVファイル
  • “エクスポートしたレポートの種類”_all/multi_yyyymmdd.pdf
    • CSVをPDFに変換したファイル
エクスポートするレポート 接頭語
実行時間レポート(In-Out) exectime_
実行時間レポート(占有時間) flattime_
周期時間レポート period_
二点間実行時間レポート 2pointtime_

PDFファイルの説明

  1. 文書タイトル
  2. ファイルを出力した日付
  3. 変換元のCSVファイル
  4. CSVファイルから、これらの項目が出力されます。

PDF出力項目一覧

実行時間レポート(In-Out)

No. 項目 出力する(○)/出力しない(×)
1 関数
2 ソース
3 モジュール
4 合計時間
5 最小時間
6 最小時間[設定-実測] ×
7 最大時間
8 最大時間[設定-実測] ×
9 平均時間
10 Typ余裕度 ×
11 Max余裕度 ×
12 通過回数

実行時間レポート(占有時間)

No. 項目 出力する(○)/出力しない(×)
1 関数
2 ソース
3 モジュール
4 合計時間
5 最小時間
6 最大時間
7 平均時間
8 通過回数

周期時間レポート

No. 項目 出力する(○)/出力しない(×)
1 関数
2 ソース
3 モジュール
4 最小周期
5 最小周期[設定-実測] ×
6 最大周期
7 最大周期[設定-実測] ×
8 平均周期
9 Typ余裕度 ×
10 周期回数

二点間実行時間レポート

No. 項目 出力する(○)/出力しない(×)
1 区間名
2 合計時間
3 最小時間
4 最小時間[設定-実測] ×
5 最大時間
6 最大時間[設定-実測] ×
7 平均時間
8 Typ余裕度 ×
9 Max余裕度 ×
10 通過回数

もしもツールが動かなかったら…

設定内容に誤りがある可能性があります。お手数をおかけしますが、以下の内容をご確認ください。

  • “Time_Report_Maker.exe”の実行ファイルのパスはあっていますでしょうか?
  • “プラグインの登録”で設定した”コマンド引数”は正しく設定されていますでしょうか?
  • DT+Traceのエクスポート設定は正しく設定されていますでしょうか?
  • DT+Traceで解析対象のレポートを開いていますでしょうか?

 

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