2024/12/13

2025/1/6

業種
車載機器
使用用途
パフォーマンス測定, 不具合解析
タグ
Arm, AUTOSAR, C, GPIO2bit, RH850, 効率化・経費削減, 実行時間/周期時間レポート, 属人化の低減, 関数遷移スコープ
5 Case Study 5 多重割込み処理を俯瞰して、意図しない動作パターンを発見!

多重割込み処理を俯瞰して、意図しない動作パターンを発見!

目的

  • 短時間に多重割り込みが発生するタイミングで不具合が発生した場合に、各処理がどのように動作しているのかを把握したい
  • 再現性の低い不具合のため、再現するまで長時間の監視をしながらも、原因調査作業の期間は短縮したい

活用方法

  • 不具合発生箇所に関連するモジュールの下位全体の分岐箇所に、テストポイントを挿入する
    • アイドルタスクの関数の入口/出口にもテストポイントを挿入して、処理負荷も確認する
    • 不具合が再現したときの関数の遷移状況や変数値の変化を確認する
    • コード修正後にも不具合が再現しないことを確認する
  • テスト対象の機器を増やし、DT+Traceを3セットをレンタルして、問題の発生を加速させる

活用効果

  • ごく短い周期(ナノセックオーダー)での多重割り込みのタイミングによる不具合において、関数遷移スコープで、複数の割り込み処理の状況を俯瞰できて、意図しない動作パターンを発見することができた
  • 計測結果によって、OSの処理と自社の処理において、不具合の原因を切り分けることができた(OS側に原因があることを特定できた)
  • テスト対象機器とレンタルしたDT+Traceで台数を増やして、問題の再現までの期間を短縮できた

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