チュートリアル
① ライセンスサーバのセットアップ
0.セットアップを始める前に、DT10AutomotiveEditionLicenseManager をインストールする PC について以下の3点をご確認ください。
- DT10AEアプリ用の27000番~27009番のポートの2個を解放可能なこと。
⇒ ライセンスサーバー用に27000番~27009番のポートの内2個のポートを使用します。 - ソースコード構造解析エンジン用の9001番のポートを解放可能なこと。
⇒ ネットワーク上にファイアウォール等が導入されている場合、クライアントからライセンスサーバーへの接続が遮断されます
ので、UDPポート番号の9001の通信を許可する設定を行ってください。 - 再起動が可能なPCであること。
⇒ インストール終了後、PCを再起動させる必要があります。
1. DT10AELM_For_XX_x86_64.tar.gz を任意のフォルダで解凍します。
2. 1.で作成されたフォルダ(DT10ServerFiles)に、「サーバー用ライセンスデータファイル(.lic ファイルと.dat ファイル)」を
コピーします。
3. コマンド・ライン端末で、上記のフォルダに移動(cd)します。
cd DT10ServerFiles
4. 管理者モードにします。
su パスワード : (管理者モードのパスワードを入力)
5. 引数にサーバー用ライセンスデータファイル名を指定して、サーバーセットアップ用のシェルスクリプトを実行します。
./DT10LM_Install.sh .lic ライセンスデータファイル名 .dat ライセンスデータファイル名
6. 以下のように表示されれば、正常にセットアップされ、ライセンスマネージャが起動されます。
Copying files... Setting a license file. Regist a service. Start a service. Starting lmgrd -c /usr/local/DT10LM/lic -l /usr/local/DT10LM/logs/dt10_lic_sv.log: [ OK ] Starting almd -f /usr/local/scitools/und?lic_sv.log -l /usr/local/scitools/conf/license/lisence.dat -z: [ OK ] DT10 license manager setup is completed.
インストール作業は以上で終了です。
ファイルの配置先の変更について
DT10AutomotiveEditionLicenseManager は付属のシェルスクリプトによってセットアップされます。
以下に必要なファイルがコピーされます。(DT10LM フォルダはスクリプトによって作成されます)
/usr/local/DT10LM /usr/local/scitools
もし、上記とは異なる場所に配置したい場合は、以下の各シェルスクリプトのフォルダの
記述を任意のパスに書き換えてから実行してください。
・DT10LM_Install.sh の 2 行目の以下の行
DT10_LM_EXTRACT=/usr/local
・DT10lmsvr の 6 行目の以下の行
DT10_LM_HOME=/usr/local/DT10LM
・almsvr の 11 行目の以下の行
UND_LM_HOME=/usr/local/scitools