チュートリアル

1.Linux環境への導入

この項目では、Linux環境における、DT10ドライバの環境への実装の手順を解説しております。
実際導入を行う際には、お客様の環境に合わせてDT10の導入を行ってください。
また、データ取得には別途サンプルドライバのカスタマイズが必要となります。
各接続方式のチュートリアルも合わせてご覧ください。

2.ユーザーランド領域での実装

ユーザランドのターゲットにDT10のサンプルドライバを登録いただく場合は、
ターゲットのMakefileにサンプルドライバ等を追加してください。
Makefileの例

OBJECTS = target.o dt_xxx_drv.o (※”xxx”の部分は各接続方式になります。)
HEADERS = *.h
TARGET = sample
CC = gcc
#CCOMPILER = gcc
all : $(TARGET)
#all:
# ${MAKEARCH} ${TARGET}

clean:
rm -f $(TARGET) $(OBJECTS)

#${TARGET}: ${CROSS_COMPILE} ${OBJECTS}
# ${CROSS_COMPILE} -o $@ ${OBJECTS} -lm
$(TARGET): $(OBJECTS)
$(CC) -o $@ $(OBJECTS)			

3.カーネル領域への実装の例

3-1.Miscデバイスとして実装する。

LinuxカーネルのmiscデバイスのMakefileに追加する方法を以下に追加します。
この実装方法の場合であれば、insmodやmknodを行う必要がございません。

3-1-1.Linuxカーネルのmiscドライバファイルまで移動します。

3_1

3-1-2.MISCのMakefileにDT10ドライバファイルを追加します。

3_2

3-1-3.ルートフォルダに戻り、カーネルをコンパイルします。

3_3

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