5 製品別サポート 5 DT+FS 5 チュートリアル 5 DT+FSLicenseManagerのインストール(Linux)

Linuxサーバーのセットアップ

フローティングライセンスを利用する場合、ライセンスサーバーマシンが必要となります。
ライセンスサーバーにLinuxマシンを使用する場合におけるDT+FSLicenseManagerサービスをインストールするための準備、及びインストール方法について説明します。

1. サポートプラットフォームと確認事項

サポートプラットフォーム

OS:

  • Red Hat系Linux (32/64bit)
  • SUSE系Linux (32/64bit)
  • Debian系Linux (32/64bit)

コンピュータ本体

  • Pentium 100MHz相当以上のCPU
  • 空きメモリ5.0MByte以上を推奨
  • 空きディスク10.0MByte以上

確認事項

DT+FSLicenseManagerをインストールするPCについて以下をご確認ください

  • 27000番~27009番のポートの2個を解放可能なこと。
    ライセンスサーバー用に27000番~27009番のポートの内2個のポートを使用します。
  • ソースコード構造解析エンジン用の9001番のポートが解放可能なこと。
    ネットワーク上にファイアウォール等が導入されている場合、
    クライアントからライセンスサーバーへの接続が遮断されますので、
    UDPポート番号の9001の通信を許可する設定を行ってください。
  • 次のアプリケーションがインストールされている場合、アンインストールしてください。
    • DTLicenseManager
    • DTTestPointBuilderLicenseManager
    • DT+LicenseManager
  • 再起動が可能なPCであること。
    インストール終了後、PCを再起動させる必要があります。

2. ライセンスマネージャのインストール

注意

ライセンスファイル(.lic)はサーバーPC、クライアントPCの両方で使用しますので、コピーしてください

  1. DTPlusLM_For_XX_YY.tar.gzを解凍します。
    • XX:OSの種別
    • YY:アーキテクチャの種別
  2. 1.で作成されたフォルダ(DTPlusServerFiles)に、DT+FSのライセンスファイル(.lic)とソースコード構造解析エンジン用ライセンスファイル(license.dat)をコピーします。
  3. ターミナルから、上記のフォルダに移動します。
    $ cd DTPlusServerFiles
  4. 管理者モードにします。
    $ su
    $ パスワード:(管理者モードのパスワードを入力)
  5. 引数にDT+FSライセンスファイル(.lic)と
    ソースコード構造解析エンジン用ライセンスファイル(license.dat)を指定して、
    サーバーセットアップ用のシャルスクリプトを実行します。

    $ ./DTPlusLM_Install.sh DT+FSライセンスファイル(.lic) license.dat
  6. 以下のように表示されれば、正常にセットアップされ、ライセンスマネージャが起動されます。
    Copying files...
    Setting a license file.
    Regist a service.
    Start a service.
    Starting lmgrd -c /usr/local/DTPlusLM/lic -l /usr/local/DTPlusLM/logs/DTPlus_lic_sv.log: [ OK ]
    DT+ license manager setup is completed.

DT+FSLicenseManagerのインストール作業は以上で終了です。
次に、DT+FSアプリのインストールを行います。