5 製品別サポート 5 DT+FS 5 チュートリアル 5 プロジェクトの作成

DT+FSのプロジェクトを作成する

新規にDT+FSのプロジェクトを作成する方法を説明します。プロジェクト名やプロジェクトの保存場所、DBOX+Traceとターゲット機器を接続する際の接続方式などをアプリ上で設定し、対象のソースファイルをプロジェクトに登録していきます。

1. プロジェクトの作成

アプリケーションの起動

Windowsのスタートメニューから「FSBuilder」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
「新規作成」をクリックします。

「プロジェクト新規作成」画面の設定

プロジェクトに関する設定を行います。

設定が必須な項目は上の図の赤枠部分です。詳細は以下のようになります。

プロジェクト名 プロジェクトファイル名です。
プロジェクトの保存フォルダ プロジェクトファイルが保存されるフォルダです。
取得したログデータなどもこのフォルダに保存されます。
プロジェクトのルートフォルダ テスト対象のソースファイルのフォルダを指定します。
複数のフォルダにソースファイルが存在する場合は、最上位となるフォルダを指定します。
接続方式 ターゲット機器とDBOX+Traceとの接続方式を指定します。
なお、「Ethernet」「UART」「ファイル書き出し」は
DBOX+Traceを使用しませんので、ご注意ください。
ベースアドレス 「接続方式」で「非同期バス接続」を指定した場合のみ変更します。
「非同期バス接続」の場合、非同期バスのアドレス空間の先頭アドレスに
0x10を足したものを指定します。
ASIL テスト対象のASILを指定します。
[A,B,C]または[D]から選択します。

設定が完了したら、OKボタンをクリックして次に進みます。

2. テスト対象のソースファイルを登録する

「プロジェクト新規作成」画面でOKボタンを押下すると、「ソースファイルの登録」画面が表示されます。右上のファイルやフォルダの一覧からDT+FSに登録したい項目を選択し、「追加」ボタンをクリックすることで、「テスト対象のソースファイル」一覧に追加されます。

OKボタンをクリックすると、プロジェクトにソースファイルが登録されます。フォルダビューでは、ルートフォルダを起点として登録したソースファイルがツリー表示されます。

次に、プロジェクト設定をしていきます。