2022/8/12
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テストポイントを挿入したターゲットがコンパイルエラーになる。
1. ドライバファイルが組み込まれているかご確認ください。
ビルド時に__TP_BusOutなどのテストポイントのマクロでエラーになる場合、
ドライバファイルがコンパイラに組み込まれていない可能性がございます。
ドライバファイルはターゲット機器の搭載OS、DBOX+Traceとの接続方法、イベント情報の取得方法、
開発言語に応じて、弊社のサポートページからダウンロードしたサンプルドライバを
カスタマイズしたものになります。
もし、サンプルドライバのダウンロードやカスタマイズがまだの場合は、
以下をご確認ください。
– サンプルドライバのダウンロード
– テストポイントとドライバについて
2. 型定義を指定して対処できる内容か確認してください。
ターゲット環境依存の変数の型があると、テストポイントの埋め込みがうまくいかないことがあります。
その場合、[型定義ファイル]を設定してください。
– 変数宣言文と認識されずテストポイントが挿入されコンパイルエラーになってしまう
3. 無効コードを定義して対処できる内容か確認してください。
コンパイルオプションなどでソースコードを無効化している箇所があると、テストポイントがうまく挿入されないことがあります。
その場合、[無効コード定義ファイル]を設定してください。
– 特定のプリプロセッサをテストポイント自動挿入の対象から除外する。
4. 複数のソースファイルをインクルードしていないか確認してください。
テストポイントが挿入されたソースファイルをインクルードすると、インクルードしたソースファイル内にあるDTシリーズのヘッダファイルを読み込むことになり、テストポイントの多重定義で、コンパイルエラーになることがあります。
また、コンパイルエラーにならない場合でも、DTシリーズに登録されたテストポイントと、実際のログデータのテストポイント情報が一致しないため、正しいテストレポートを取得できません。
インクルードするソースファイルにはテストポイントを挿入しないなどして、多重定義をさけてください。
5. 翻訳単位の先頭にないといけないコードが存在しないか確認してください。
テストポイントを自動挿入すると、ソースファイルの先頭にInclude文が挿入されます。
コンパイラ独自の命令で、翻訳単位の先頭にないといけないコードがある場合、コンパイルエラーになります。
上記の問題が無いのにコンパイルエラーになってしまう場合、サポートへお問い合わせください。