2022/2/2
2022/2/10
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DT+Trace, DT+FS, DT10, DT10 AE, DT-Win
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イベントID出力方式は何を選べばいいですか?
イベントIDは、ターゲットのタスクやスレッドの動きを確認するために使用します。
テストレポートに出力されたイベントIDを解析し、イベントの遷移状態のグラフ(イベントトレース機能)や、単位時間当たりのイベント毎の占有率(プロセス占有率)を確認できます。
ターゲットの搭載OSや使用条件により、イベントIDの出力方式とそれを取得する方式を4つのモードから選択します。
次の表を参考に、ご使用のターゲット環境に適したイベントID出力方式を選択してください。
また、サンプルドライバは、指定したイベントID出力方式に応じたドライバをご使用ください。
・DT+シリーズの場合
・DTシリーズの場合
ターゲット環境・使用条件 | イベントID出力方式 取得方法 |
特 長 | |
---|---|---|---|
OSがタスクディスパッチする関数にテストポイントが挿入可能な環境。 | ・イベントIDは、12bit値でも解析には問題ない。 ・オプション品のAnalogBoxを使用したい。 |
イベントID 出力ポイント挿入 |
AnalogBoxを使用できるのは、この方式のみ。 イベントID出力ポイントを手動挿入することで、イベントIDを取得します。 |
・ターゲットとするシステムが提供するプロセスやスレッドの32bit値のIDをイベントIDとして解析したい。 | 拡張イベントID 出力ポイント挿入 |
イベントID出力ポイントを手動挿入することで、イベントIDを取得します。 | |
Linux(Android)の カーネルにテストポイントが挿入可能な環境。 |
・LinuxのKernelからプロセス情報を取得したい。 | カーネル情報 出力ポイント挿入 |
カーネル情報出力ポイントを手動挿入して、 プロセスID,タスクグループID,プロセス名を取得します。 |
OS側の処理には、テストポイントが挿入できない環境。 | ・アプリ側にテストポイントを挿入して、プロセス解析をしたい。 ・ターゲット機器がWindows OSを使用している。 |
ドライバ対応方式 | 他の方式と違い、専用テストポイントの挿入は不要。 通常のテストポイントのトレースデータに対して、 ドライバ関数でイベントIDを付加して、データ出力をします。 |