2022/2/2
2022/2/14
製品
DT+Trace, DT+FS, DT10, DT10 AE
カテゴリー
How-to
タグ
パフォーマンス
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メモリリークを検出する。
DT10およびDT+Traceでメモリリークを特定する機能はありませんが、次の手順で原因の絞り込みにご使用いただけます。
解放漏れがないか確認する。
- allocやfreeの箇所にテストポイントを手動挿入します。
- 挿入したテストポイントのステッププロパティを開き、ループ回数を設定します。
– freeに対し、allocが何回呼ばれているかを設定します。 - ループ回数レポートで、allocとfreeの回数を確認します。
– allocとfreeが1:1になっていない場合、解放漏れの可能性があります。
解放サイズに違いがないか確認する
- alloc内で確保されたメモリのアドレスとSizeに対し、変数値出力ポイントを挿入します。
- free内で確保されたメモリのアドレスとSizeに対し、変数値出力ポイントを挿入します。
- 1と2の変数値出力ポイントを確認します。
– ここで、allocの変数値出力のサイズに対し、freeの変数値出力のサイズが小さい場合、解放が正しくない可能性があります。