2022/2/2
2022/2/10
製品
DT10, DT10 AE
カテゴリー
How-to
タグ
レポート収集
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ハードウェアの状態と同期をとりながらソフトウェアを検証する。
ハードウェアの状態を測定するには、オプション品であるAnalogBoxが必要です。
テストポイントの通過情報を取得したタイミングに合わせて、AnalogBoxに入力されているアナログ信号 2ch、ロジック信号 4chのデータを取得します。
サンプリングレートは、アナログが1MHz、ロジックが100MHzです。
テストポイントの通過情報を取得したタイミングに合わせて、AnalogBoxに入力されているアナログ信号 2ch、ロジック信号 4chのデータを取得します。
サンプリングレートは、アナログが1MHz、ロジックが100MHzです。
取得した結果はマルチウェーブスコープ上で、オシロスコープと同じような感覚で確認ができ、画面上でダブルクリックする事でソフトウェアの経路情報とハードウェアの測定結果を同期して確認することができます。
基本的な設定を行う
- メニューから[テスト実行]→[テストレポート収集条件設定]を選択します。
- [テストレポート収集条件設定]ダイアログの[アナログボックスからデータを収集する]を有効にします。
- AnalogBox本体のトグルスイッチを切り替えて、レンジを選択します。
– AnalogBoxの電圧は200mV~24Vの範囲で設定可能です。
– 選択したレンジの電圧に対して、8bit分解能で計測します。 - メニューから[テスト実行]→[アナログボックスデータ取得設定]を選択します。
- [アナログボックスデータ取得設定]ダイアログから次の設定を行います。
– [Ach1/2入力値のレンジ設定] : アナログの測定値のスケーリングです。
– [ロジック入力データ] : ロジックのしきい値です。
また、自発通知設定をすることで、AnalogBoxで取得したデータを一定の時間間隔で、マルチウェーブスコープ上に表示することができ、簡易的なオシロスコープとしても活用できます。
自発通知モードの設定
- メニューから[テスト実行]→[アナログボックスデータ取得設定]を選択します。
- [アナログボックスデータ取得設定]ダイアログから次の設定を行います。
– [時間周期による通知を許可] : 自発通知の間隔を設定します。
– [トリガーによる通知を許可] : 測定値が設定した値になった場合に、自発通知が送られるようになります。 - テストレポートを取得すると、2で設定した条件に戻づいて自発通知が送られます。
– 自発通知は、[*****AnalogBoxData(Notify)*****]と表示されます。
– 自発通知は、テストレポートフィルタで非表示にできます。