2022/3/11
2022/4/7
製品
DT+Trace
カテゴリー
How-to
タグ
ドライバファイル, レポート収集, 設定
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イベントID取得によるプロセス解析方法
課題
- タスク、スレッド、プロセスの遷移を解析したい。
- Linux OSのカーネルからプロセス情報を取得して解析したい。
解決方法
ターゲット機器の環境に合わせて、イベントIDを出力するテストポイントの設定をすることで、テストレポートのデータにプロセス情報(プロセスIDとプロセス名)を付与することができ、プロセスを考慮した解析ができるようになります。
効果
DT+Traceで、プロセスごとの状態遷移や占有率をグラフィカルに表示できるようになります。その解析結果をもとに、マクロの視点からミクロの視点まで、ソフトの動きを「見える化」できることで、不具合解析や性能測定によるパフォーマンス改善作業が効率的に行えます。
イベントID出力方式とは
まず、使用しているターゲット機器の環境に適した[イベントID出力方式]を選択する必要があります。以下の図を参考に、ご使用のターゲット環境に適した[イベントID出力方式]を選択してください。
※イベントID出力方式の選択でご不明な点は、技術サポートまでお問い合わせください。またサンプルドライバについては、アプリで指定した[イベントID出力方式]に応じたドライバをご使用ください。
イベントID出力方式ごとの設定 及び 解析方法
計4つのあるイベントID出力方式ごとに、イベントIDの取得方法と解析方法を説明します。
- 「イベントID出力ポイント挿入」方式 、または 「拡張イベントID出力ポイント挿入」方式
Non-OS/iTRON系OS向けのターゲット機器で使用する場合の設定方法を説明します。
- 「カーネル情報出力ポイント挿入」方式
LinuxOS向けのターゲット機器で使用する場合の設定方法を説明します。
- 「ドライバ対応方式」
WindowsOS向けのターゲット機器で使用する場合の設定方法を説明します。