2024/12/26
2024/12/27
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DT+ガイダンス DT+Advisorで、コード変更による影響範囲に絞って、テストポイントを自動挿入し、テストを実施する
Contents
DT+Advisorとは
コードを変更した関数、任意の関数の呼び出し元関数といった抽出条件に応じて、どの関数を対象にテストポイントを自動挿入するかを、指示してくれるツールです。
テストポイントの挿入箇所に悩んでしまったり、属人化によるバラつきでテスト回数が増えてしまうといった手間を軽減し、コツや勘に頼らずとも、的を絞ったテストポイントの自動挿入ができます。
活用シーン
- 派生元のコードの確認をしたい
- 部分的にカバレッジを測定したい
- 各開発者の変更点の回帰テストをしたい
限られた工数で効率的に確認や検証を実施する必要がある際に、DT+Advisorで着目したい関数を自動で検出することができます。
また、「変更された関数」「任意の関数の呼び出し元関数」を検出する機能を使うことで、各開発者が行う変更点についての回帰テスト時に、作業の効率化が図れます。
本ページでは、回帰テスト時にDT+Advisorを利用する際の手順について説明します。
DT+Advisor概要
利用フロー
DT+Advisorの起動
DT+Traceの「ツール」メニューの「DT+Advisorを開く」を選択するとDT+Advisorが起動します。
DT+Advisor起動後のフロー
DT+Advisor利用時の注意点
DT+Advisorに関連して以下の点にご注意ください。
- DT+Advisorの起動時、既存のテストポイントは自動で削除されます。
- DT+Advisorでテストポイントを挿入すると、DT+Advisorは自動でクローズします。別の設定で挿入する場合は、改めてDT+Advisorを起動して実施してください。
- 必要に応じて設定する項目を、「DT+Advisorの起動について」に記載しています。
DT+Advisorを回帰テストで利用する
GitやSubversionなどの構成管理ツールで、コミット間やブランチ間で変更された関数にテストポイントを挿入し、回帰テストのカバレッジを計測します。
手順
- 差分ファイルを出力する。ユニファイド形式の差分ファイルを出力します。
例:Subversionでの差分ファイルの出力(※リビジョンNo.27から37までの変更差分を、ユニファイド形式で”diff.txt”に出力する例)
svn diff -r 27:37 > diff.txt
例:Gitでの差分ファイルの出力
git diff -u ”リモートにある大元のブランチ” “ローカルブランチ” > diff.txt
- DT+Advisorを起動し、「変更差分のあるファイル」を有効にしdiff.txtを指定、関数リストを表示する。
- エクスポート > 対象関数リスト を選択し、CSVファイルにエクスポートする。
- 「変更差分のあるファイル」は無効にし、「関数の呼び出し元」を有効にする。エクスポートした関数一覧(.csv)に表示されている関数にチェックを付け、「関数の呼び出し元」に設定する。
- テストポイントを挿入する。画面右上部分の「TP挿入」をクリックし、選択した関数に対してテストポイントを挿入する。
- DT+Advisorを閉じ、変更関数に挿入したテストポイント情報で、データ取得を実行し、カバレッジを計測する。
DT+Advisor起動時の警告
「対象ファイルのテストポイントを削除し、関数名の登録を実施しますか?」
- 発生条件
- DT+Traceにて、関数名の登録を実施していない場合
- テストポイントが挿入されている場合
- 関数名の登録ができないファイル(関数が実装されていないファイル)がある場合
- 対応方法
- 「はい」を選択して処理を進める。(※テストポイントは削除され、関数名の登録が実施されます。)
「テストポイントの自動挿入で以下のエラーが発生しました。」
- 発生条件
- ファイルサイズ0のソースファイルを自動挿入対象に指定した場合
- 対応方法
- エラーで指摘されたソースファイルが、「ソースファイルの登録」をする必要があるかを確認する。不要であれば「ソースファイルの除外」をする。
「自動処理のエラー報告」
- 発生条件
- ファイルサイズ0のソースファイルを自動挿入対象に指定した場合
- 対応方法
- エラーで指摘されたソースファイルが、「ソースファイルの登録」をする必要があるかを確認する。不要であれば「ソースファイルの除外」をする。