2025/6/24
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DT+Tips DT+Plannerで実行回数の多い関数を効率的に絞り込む
DT+Plannerの「CSVファイルのエクスポート機能」を使うことで、実行回数の多い関数を効率的に抽出できます。
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はじめに:DT+Plannerとは?
DT+プロジェクトに設定されている「テストポイント」や「各種テストプロパティ」などの情報を、フォルダ階層/モジュール階層で一覧表示する機能です。テストポイントや範囲指定値の設定不備などを簡単に確認できます。
※ DT+Traceアプリケーション「ツールメニュー」>「DT+Plannerを開く」から起動することができます。
※ DT+Traceとは別ウインドウで開きます。
※ DT+Plannerの詳細については、DT+Traceヘルプをご覧ください。
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使用フロー
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1. DT+Traceでテストレポートを表示する
まずはDT+Trace上でテストレポートを取得するか、既に取得済みのテストレポートを開いてください。
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2. DT+Plannerを起動する
次にDT+Trace上でテストレポートを表示したまま、DT+Plannerを開いてください。
DT+Plannerを開いた状態で、DT+Trace上で「レポートデータの解析」を行うと、DT+Planner上で各関数の「実行回数」が解析されて表示されます。
※ DT+Planner上の環境設定メニューから、表示しているビューの項目をカスタムできます。
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3. DT+Planner上で解析結果をエクスポート
「ファイルメニュー」>「エクスポート」>「CSV形式」からエクスポート画面を表示します。
以下のように出力設定をして「エクスポート」を実施して、任意の名前/場所に保存します。
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- 項目順:「Proj/Src/Func/Step」「実行回数」を有効化
- プロパティ出力:「ツリー上のノード種別も出力する」「ツリー上のノードを種別単位にカラムを分けて出力する」を有効化
- 出力形式「ヘッダー付き」を選択
エクスポート結果から「実行回数」のカラムをフィルタリングすることで、実行回数の多い関数を効率的に絞り込んで行くことができます。ーーーーーーーーーー
補足:エクスポート結果について
エクスポートした「CSVファイル」は「各ソースファイルのフルパス」も表示されるので、例えばDT+Cmdを使用したいシーンなどでも、こちらの機能を利用することで、パス指定の手間を削減できます。