チュートリアル

プロジェクト作成

新規にプロジェクトを作成する方法を説明します。
プロジェクト名やプロジェクトの保管場所、DynamicTracerとターゲット機器を接続する際の接続方式などを
アプリ上で設定します。その後、対象のソースファイルをPBプロジェクトに登録します。

1. アプリの起動

Windowsのスタートメニューから[DT-ProjectBuilder.exe]を起動し、以下のような起動ダイアログを表示させます。
そして起動ダイアログの[新規作成]を選択します。

アプリの起動

2. 「プロジェクト新規作成」ダイアログの設定

このダイアログで、PBプロジェクトに関する設定を行います。
下記の赤枠の6項目が設定出来たら、[OK]をクリックします。

プロジェクト新規作成

▼設定が必要な項目
プロジェクト名 プロジェクトファイル名です。
プロジェクトの保存フォルダ プロジェクトファイルの保存場所です。
テスト対象のルートフォルダ 使用するソースファイルの場所です。
登録するソースよりも上位のフォルダを選択してください。
接続方式 ターゲット機器とDynamic Tracerとの接続方式です。
※トレーサー接続とドライバは一致させてください。
ベースアドレス 非同期バス接続以外の場合、デフォルトのままで使用できます。
「非同期バス接続」の場合、非同期バスのアドレス空間の先頭アドレスに
0x10を足したものを指定します。
ASIL テスト対象のASILを指定します。[A,B,C]または[D]から選択します。

3. ソースファイルの登録

「ソースファイルの登録」ダイアログが表示されたら、
ダイアログの右上のウインドウで登録するソースファイルを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
(※ソースファイルの登録は、フォルダ単位でも可能です。)

ソースファイルの登録

[追加]ボタンをクリックすると、選択されたソースが「テスト対象のソースファイル」に追加されます。
また、「テスト対象のソースファイル」でソースを選択し、[除外]ボタンをクリックするとソースファイルを除外できます。
ソースファイルの登録が完了したら「OK」をクリックします。

「テスト対象のソースファイル」に追加

プロジェクトにソースファイルが登録されます。

ソースファイルの登録

プロジェクトにソースファイルが登録され、フォルダビューに表示されます。

フォルダビューに表示

次は、登録したソースファイルに対して、テストポイントを自動挿入します。

 

->テストポイントの自動挿入