チュートリアル
チュートリアル応用編では、DT10を使った検証作業における目的・用途別の活用方法をご提案します。
ドライバのカスタム手法のご提案
DT10の汎用性を活かし、様々な環境・目的にも適用させるためのドライバのカスタム手法をご提案します。
カバレッジ専用ドライバを使用したファイル書き出しでの使用方法
- カバレッジ計測において、取得するデータ量を削減できます。
テストポイントの通過情報をバッファに取り溜めてから出力するドライバ
- タクトタイムのシビアな処理にテストポイントを挿入して、データを取得できます。
テストポイントの通過情報をビット管理するドライバ
- カバレッジ計測において、取得するデータ量を削減できます。
SPI接続においてペリフェラルを使用した高速ドライバ
- SSI/CSIが使用できる場合に、オーバーヘッドを削減できます。
Linuxでオーバーヘッドが削減できるsyscallを使ったドライバ
- 従来のデバイスドライバを使うサンプルドライバよりも、オーバーヘッドを削減できます。
- テストポイントを挿入したアプリが、ファイルアクセス権限によって、procファイルへアクセスできないシステムでも使えます。
Linuxでファイルサイズを後から変更できるドライバ
- コマンド操作からファイルサイズやリングバッファを使用するかの設定を変更できます。
- カーネルのビルドが不要なので、ファイルサイズを調整しながら、効率良くテストができます。
スレッドを使用して定周期でデータ出力をするファイル書き出しドライバ
- バッファにデータを蓄積し、スレッドを使って定周期でバッファ内のデータをファイルに書き出すことで、オーバーヘッドを削減できます。
DT10 使いこなし術
DT10の持つ様々な解析機能 及び その設定方法をご説明します。
マルチコア解析方法
- 複数コアの処理をトレースし、コア毎にデータ解析します。
イベントID取得によるプロセス解析方法
- タスク、スレッド、プロセスの状態遷移を見える化。Linux OSのカーネルからプロセス情報を取得します。
変数値の遷移をモニタリングする方法
- 複数の変数値の遷移をリアルタイムで長時間モニタリングできます。
CAN拡張機能によるデータ収集と解析方法
- CAN拡張機能を使用するためのドライバの実装方法やデータの取得・解析方法についてご説明します。