こんにちは!
ハートランド・データ株式会社では、2024年8月27日(火)、足利市内の小学4年生〜6年生を対象に、地域初となる「栃木シティプログラミング教室」を開催しました。スポーツとプログラミングを融合させて、サッカーに興味のある子どもたち、プログラミングに興味のある子どもたち、双方が楽しめるユニークな取り組みとなりましたので、その様子についてレポートします。
スポーツとプログラミングの新しい地域貢献活動の形
このプログラミング教室では、栃木シティフットボールクラブの選手4名が参加。サッカークラブの選手たちがプログラミング教室に登場するという異例のコラボレーションに、参加した子どもたちはちょっと興奮気味でした。
「プロのサッカー選手ってどんな感じなんだろう?」という期待の眼差しの中、イベントはスタート。身長190cmを超える栃木シティのゴールキーパー、相澤ピーターコアミ選手(#31)をはじめ、MFの野田卓宏選手(#8)、同じくMFの土佐陸翼選手(#32)、FWの藤原拓海選手(#17)の紹介。その後、実際の試合のゴールシーンの動画を見ながら、選手自ら解説をしてもらいました。
Scratchで選手を動かすゲーム作り
今回の教室で使われたのは、ブロックを組み合わせてプログラムを作成するビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」。子どもたちは、このScratchを使って栃木シティの選手たちのキャラクターなどを動かすオリジナルゲームを作成しました。
「自分でキャラクターを動かすのが楽しかった!」といった子どもたちの声が上がり、みんなの興味はどんどん深まっていきました。初めてプログラミングに挑戦する子どもたちもいましたが、Scratchの分かりやすい操作性と、選手たちとのコラボレーションというユニークな設定が、自然と学びを促していたように感じます。
選手たちとの交流と学び
選手たちも、子どもたちの席に座り、一緒になってプログラミングを学んだり、ゲームを作ったり、子どもたちの作ったゲームをプレイしたりして、交流を深めました。子どもたちに選手が教わる姿が非常に印象的で、微笑ましい光景でした。
プログラミングの実習が終わると、待ちに待ったサイン会。さっきまで一緒にゲームをしていた選手が、トッププレーヤーの顔に戻り、サインを書いてくれた姿は、子どもたちにとってもきっと忘れられない思い出になったことでしょう。
「サッカー選手がこんなに優しくお話ししてくれて嬉しかった!」と感想を述べる小学生も多く、サインをもらった子どもたちの顔には笑顔があふれていました。選手たちと一緒にプログラミングを学ぶという体験は、単なる学び以上に、サッカーとITという異なる世界を結びつける貴重な経験になったようです。
運動が苦手な子でも、このようにスポーツとつながることができる様子を目の当たりにし、プログラミング教育の可能性を強く実感することができました。
地域の未来を育てる一歩
今回の「栃木シティプログラミング教室」は、単なるイベントではなく、足利市における次世代のIT教育とスポーツの融合を目指す新しいステップです。スポーツ選手との直接の交流や、ゲーム作りを通じたプログラミング体験は、学校の授業では得られることのできない、刺激的なものだったと感じます。この成功が、足利市と栃木シティの「ホームタウン活動」として、今後も継続的なイベントとして開催されるよう、ハートランド・データも引き続き支援していきます。
今後も、ハートランド・データの地域貢献活動にご注目ください。
最後に
今回ご協力頂きました足利市教育委員会生涯学習課のみなさん、栃木シティフットボールクラブのみなさん、貴重な機会を頂き誠にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
ハートランド・データ株式会社のScratchアカウントはこちらです。
今回のイベントで使った栃木シティの選手が動くゲームもこちらからプレイすることができます。