成功体験ストーリー
FPGA開発者必見!
DT+がもたらす不具合解析の劇的進化
CPU:Artix-7 / Xilinx社
OS:NonOS
開発言語:VHDL
動機 | 長時間実行中に意図しない波形が出力される不具合が発生 オシロスコープでは不具合発生時の波形をキャプチャーできず、原因追及が困難 |
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活用 | ロジック信号を出力して実行経路の確認に活用 さらにマイコン間のSPI通信データの異常もDT+で合わせて確認 |
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効果 | 通常のデバッグ方法よりも効率的で時間短縮に成功 |
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FPGA開発の神ツールと言っても過言ではない
不具合解析におけるDT+の成功事例
動的テストツールを導入したきっかけ
長時間実行中に意図しない波形が出力される不具合が発生
オシロスコープでは原因追及が困難
VHDL※を利用したFPGAのデジタル回路設計において、長時間実行中に意図しない波形が出力されるという不具合が発生しました。しかし、不具合の再現率が低かったため、従来のオシロスコープを使ったデバッグ手法では不具合発生時の波形をキャプチャーすることはほぼ不可能でした。また、運よくキャプチャーできたとしても、瞬間的な波形しか見ることができず、その後の原因追及は困難を極める状況でした。
このままでは、開発プロセスの遅延やコスト増加が避けられません…。
※ハードウェア記述言語の一種
なぜ動的テストツールか?
ロジック信号を出力して実行経路の確認に活用
課題に直面した開発チームは、動的テストツールDT+のロジックウェーブスコープ機能に着目しました。ロジックウェーブスコープは、最大8chのロジック入力ができ、外部信号によるデータ収集の開始・終了の制御も可能です。さらに、他機器との連携によってデバッグやテストを効果的に実現することができるのも採用の決め手でした。
開発チームは、DT+を接続して不具合の再現を試みました。今回は、開発言語がVHDLというDT+では非対応の言語であったため、通常のテストポイントは使用できません。そこで、不具合が発生した際に、ある特定のロジック信号を出力するようあらかじめ仕込んでおき、プログラムを実行してロジックウェーブスコープで波形を取得することにしました。
また、マイコン間のSPI通信でも、長時間実行中に意図しない通信データが出力されていることが判明。DT+の通信ラインモニタ機能も使うことで、波形とともに、通信データも同時に取得することができました。
動的テストツールを導入してどうか?
通常のデバッグ方法よりも効率的で時間短縮に成功
DT+のロジックウェーブスコープを活用した結果、驚くべき効果が現れました。わずか数時間で不具合発生時の波形を取得し、解析することができたのです。従来のオシロスコープを使用したデバッグ方法では1週間以上かかっていたことを考えると、劇的な時間短縮が実現されたと言えるでしょう。
さらに、通信の異常データも同時にモニタリングすることで、不具合再現の試行回数を大幅に減らすことに成功。不具合原因の特定から、対策と修正の確認まで、わずか数時間で完了することができました。
動的テストツールDT+の優れた機能を活用すれば、皆さんも同様の成功を収めることができます。
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DT+の導入手法から実際の解析の様子まで、基本的な使い方をデモンストレーションいたします。
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