ユースケース
ケース①: 「プロセス文書が散在している」
- プロセスの管理はExcelやWord、PPTで行っている
- いちいちそのファイルを開くのが面倒
- プロセス管理者:プロセス文書が散在していて管理しづらい
- 開発者:プロセスを確認するとき、どの文書を見ればいいのか分からない
- プロセスのメンテナンスを怠って現行のプロジェクトと合わなくなった
Stagesならプロセスを一元管理。プロセスの定義(Define)、共有(Share)、運用(Use)をこれ1つで解決できます。
プロセス領域をまとめて登録可能
複数の文書ファイルを開く作業が不要に
イメージにページを埋め込むことで
イメージから対応したページに遷移することが可能
ケース②: 「文書ベースでは管理しづらい」
- プロセス管理者:分かりやすい文章、リンク貼り、書式の統一…文書作成が手間で工数が多い
- 開発者:文書を読んでもよく分からないし、作業の流れのイメージが持てない
- プロセスへの理解が不十分で、定着できていない
Stagesは、直感的な操作でプロセス全体をモデル化します。膨大な文書作成の手間を省くことが可能。
「誰が」「何を」「いつまでに」「どのように」やるのかを見える化し、プロセスを理解した上で開発を進めていくことができます。
活動や成果物をイメージで確認できるため
理解度がアップ
各活動に関連する要素が表示され
クリックで詳細に遷移可能
ケース③: 「テーラリングが難しい」
- PL個人のスキル差により、テーラリングが属人化してしまう
- テーラリングに時間を割くことができないままプロジェクトを進めたことがある
- プロセス管理者:テーラリングガイドラインを作っても活用されていない
- 開発者:テーラリングの仕方が分からない、いちいちガイドラインを見てやるのが面倒
Stagesなら、テーラリング補助機能(Tailoring Assistant)を活用することで、テーラリングを簡易化できます。プロセス管理者があらかじめ質問と回答を用意し、プロセス要素に結び付け、プロジェクトごとに回答するだけで、そのプロジェクトに合った大まかなテーラリングが可能。工数をぐっと削減することができ、誰でもできる上、属人化も防げます。
※ テーラリング
社内の標準として策定されたプロセスの内容を、各プロジェクトの性質(対象製品の技術ニーズ、品質目標、コスト、納期など)に合わせて、作業内容や作成文書などを変更・適応させること
あらかじめ質問と回答を用意
テーラリングの際に回答
テーラリング結果をイメージに反映
(除外された要素は点線表示に)
回答結果から除外/追加する要素を表示
(規格とマッピング済みの場合は
違反する規格も表示)
ケース④: 「運用状況の確認ができない」
- ファイルでのプロセス管理のため、プロセス文書がきちんと参照されているのか把握できず、プロセスの問題点を見つけづらい
- SEPGの監査やヒアリングなどでも確認できるが、「目に見える形」で確認することは難しい
- プロセスの更新状況を更新履歴として記しても、実際にその更新履歴を確認している者は少ない
- 総合的にプロセスの改善活動が満足にできていない
Stagesでは、「Management画面」で簡単にプロセスへのアクセス状況が確認できます。「Reports機能」ではユーザーライセンスの使用状況やプロセス変更、バージョンの使用状況のレポートが生成可能なため、運用状況を見える化することができます。
Management画面から
簡単に使用状況の確認
Management画面から
簡単に使用状況の確認
ライセンスの
使用状況レポート生成
番外編①: 「規格との対応関係が把握しづらい」
- プロセスと規格の関係が明確に紐づいておらず、「このプロセスは何のためにあるのか」が分かりにくい
- 各規格への対応状況を手動で確認・管理しているため、漏れやダブりが発生しやすい
- 規格ごとのカバー状況が見えず、準拠活動に時間と労力がかかる
- 社内外のレビューや監査で、どの規格にどう対応しているのか説明しにくく、非効率
Stagesでは、コンプライアンスマッピング機能により、登録済みのプロセスを該当する規格要件と簡単に紐づけることができます。
プロセス画面から規格の詳細に直接アクセスできるため、「なぜこのプロセスが存在するのか」を直感的に理解でき、規格への対応意識を高められます。また、規格との対応状況はレポートとして一覧で確認でき、PDFなどにエクスポート可能。これにより、プロセスと規格のギャップ分析が容易になり、監査時のエビデンス準備にかかる工数も大幅に削減できます。
規格準拠が求められる企業にとって、対応の見える化と説明性の向上に大きく貢献します。
番外編②: 「複数規格に対応した複雑なプロセス構築に時間がかかる」
- 複数の規格に対応するために、それぞれ個別にプロセスや文書を定義しており、重複や矛盾が多発
- プロジェクトごとに準拠すべき規格が異なり、どのプロセスを適用すべきか判断が難しく、混乱や手戻りが発生
- プロセス間の一貫性がなく、組織全体での品質・効率が安定しない
- プロセスの立ち上げや整備に多大な時間とコストがかかる
あらかじめ設計されたフレームワーク APF(Automotive Process Framework)を用いることで、ゼロからプロセスを構築する工数・コストを削減し、プロセス定義を効率的に進めることが可能です。また、それを基盤として変更・拡張することで複数の規格要件やプロジェクトごとの要件にも柔軟に対応可能。ビジネスユニット間のプロセス統合や標準化も支援します。
APFを活用して重複・矛盾する複数の規格要件を一貫性のあるプロセスアーキテクチャに統合することで、業務のムダやばらつきを解消し、効率的かつ安定したプロセス運用を実現できます。