DT+を用いたロボットコンテストでの
制御ソフトウェア評価
車載ECUにおける動的テストツール(DT+)の使用例
DT+Trace および JTAG デバッガを使用した
メモリダンプに基づいてコードカバレッジを測定



学生ロボコンに「ソフトウェアの見える化」で挑む!
制御ソフトを定量的に評価する教育的アプローチとは?
日本大学理工学部 応用情報工学科では、ハードとソフトの両面に強いエンジニア育成を目指し、学内でロボットコンテスト(ロボコン)を開催。その中で注目されたのが、ロボットの走行性能だけでなく、制御ソフトウェアの定量的評価にもとづく総合評価のあり方です。
本動画では、DT+を活用し、学生が製作したロボットの制御ソフトを「関数カバレッジ」「反応速度」「複雑度」といった指標で分析・評価した取り組みをご紹介。教育効果の高いPBL(課題解決型学習)と評価技術を組み合わせた、実践的な学びの現場をご覧いただけます。
この動画でわかること
・ロボコンで制御ソフトを定量的に評価する新たなレギュレーションの考え方
・DT+を活用した、関数の処理時間・反応速度・カバレッジの測定方法
・見える化によって学生自身が改善点に気づき、設計力を高めた事例
・Python制御ソフト開発におけるライブラリ依存とその評価上の課題
・走行タイムだけでは見えない“学生の工夫”をどう拾い上げるか
・実機を活用したPBL型教育におけるツール活用の可能性
車載ECUのリアルタイム検証を革新!
RAM解析 × 処理時間計測で実現した、実践的なDT+活用事例とは?
車載ソフトウェア開発では、安全性とリアルタイム性の両立が不可欠。 その中でも「処理時間計測」や「RAM解析」は、精度・負荷・ツール制限といった多くの壁に直面します。 本動画では、アドヴィックス社がブレーキ制御ECUに対して挑戦した、DT+とRAMモニタツールの融合によるリアルタイム検証の革新的アプローチをご紹介します。 既存のデバッグポートやツール資産を活かしながら、量産ECUでもナノ秒オーダーの計測を実現。車載向けソフトウェア開発における“現場発”のリアルな工夫と知見が詰まった事例です。
この動画でわかること
・車載ECUにおける処理時間計測/RAM解析の現場課題とその突破口
・UARTやデバッグポートの制約をどう乗り越えたか?
・DT+と独自ツールによる10nsオーダーの高精度トレースの仕組み
・RAMにトレースデータを保存し、既存JTAGポート経由で吸い上げる手法
・リリース版ソフトでも正確な解析を実現した理由と技術的工夫
・DT+Traceアプリで関数の動作タイミングを“見える化”するメリットとは?
カバレッジ100%必達の現場で選ばれた理由とは?
韓国におけるDT+Trace × JTAG連携による動的検証の標準化事例
航空・防衛・自動車など、高信頼性が求められる韓国における組込みソフトウェア開発現場では、政府レベルで「コードカバレッジ100%の達成」が義務付けられるなど、非常に厳格な検証基準が設定されています。
本動画では、韓国のソリューションプロバイダーMDS Tech社によるDT+とJTAGデバッガの連携活用事例を通じて、動的カバレッジ測定をCPUや環境に依存せず標準化する手法や、車載ECUにおける処理時間の詳細な分析方法を実例を交えて解説します。
※本講演は英語での講演となります。
この動画でわかること
・韓国における防衛/航空ソフト開発でDT+が標準ツールとして選ばれる理由
・JTAGデバッガ×DT+Traceで実現するRAM解析とカバレッジ測定
・AUTOSAR/OSEK対応ECUに対する処理時間のリアルタイム分析
・CPUや開発環境を問わず適用できる動的テストアプローチの標準化
・「Trace32」「FDX」による高速データ転送とオーバーヘッド削減
・ホワイトボックステストの実効性を高めるヒント