毎年ハートランド・データでは、動的テストツールDT10(※1)のユーザー様を対象にアンケートを実施しています。昨年度は、総合満足度97.2%(※2)と非常に高い評価を頂きました。
では、弊社の動的テストツールはどのようなポイントがユーザー様に支持されているのでしょうか。

今回は、昨年(2018年)実施した『動的テストツール「DT10」ご利用状況に関するアンケート』で頂いたお客様の声より、DT10の魅力を読み解いていきます。

※1  DT10 Automotive 、DT-Win、DT-Storageのユーザー様を含む
※2 「満足」「どちらかといえば満足」と回答いただいた割合

1.CPUやOSに依存せず汎用性が高い

更に詳しく、製品に対する満足度を見ていきますと、95.0%とこちらも高く評価して頂きました。
その中で一番満足と感じている点は何か、という問いに対して最も多かったのが「CPUやOSを選ばず、汎用性が高い」という回答でした。DT10は、特に「開発ごとにCPUやOSが異なるのが当たり前」の”組込み業界”に適用できることをコンセプトとしており、ここがユーザー様に長くご活用いただける理由となっているようです。

続いて「必要な機能が含まれている」「使い勝手が良い・使い方がわかりやすい」が、それぞれ2位、3位となりました。

DT10がCPUやOSに依存しないのは、従来のprintfデバッグのようにソースコード内部にテスト用のコードを入れることで通過情報を取りだすシンプルな仕組みを採用しているため。

2.サポートが良い

ツールをすぐに使いこなせるようになるためには、ツール自体の操作がわかりやすいのはもちろんのこと、いざ困ったときにサポート体制が整っているかが重要です。
DTシリーズの技術サポートに対する満足度は96.5%と、非常に高く評価頂いております。その理由は、1位「サポート担当者の対応が良い」、2位「サポートの回答が早い」、3位「ドキュメントが豊富」となりました。

次のようなご意見も頂いております。

・突発的なサポート依頼に対して対応してもらえた。
・実際に使えるところまでサポートしてくれて、とてもありがたかったです。
・アフターサービスはトップクラス。問い合わせに対する回答も早い。

ハートランド・データでは、多いときには月に70~80件のお問い合わせを頂きます。これらに対応するため、弊社ではサポート専門のチームを組織し、24時間以内の一次回答を目標にしています。時にはお客様の現場に伺い、問題の解決や、業務改善のご提案をさせて頂いております。

3.不具合解析・デバッグの効率化で成果が出ている

では、DTシリーズは具体的にどのような場面で活躍しているのでしょうか。利用した結果得られた主な成果をお答えいただきました。(複数回答可)

1位 不具合解析の効率化 (58.9%)
2位 パフォーマンス測定/改善 (40.4%)
3位 実行経路やシーケンス確認の効率化 (33.3%)
4位 品質向上 (22.7%)
5位 テスト漏れの防止 (12.1%)

特に不具合解析の場面で効果があったというご意見が多く、「発見することが極めて困難な不具合箇所を特定することができた」「できなかったデバッグ方法ができるようになりました」といったコメントも頂きました。

どの関数がどのタイミングで呼び出されたかのチャート図 (左側)や、CPU周辺のセンサやポートのハードウェア状態(電圧やロジック)と変数値を同時に計測してグラフ化する機能(右側)など、内部の動作を見える化することで直感的に解析できる機能がそろっている。

まとめ

今回は、実際にDT10をお使い頂いているユーザー様の声から、DT10が支持される理由・その魅力を読み解き、ご紹介しました。
最後に、毎年開催している「DT10活用セミナー」でユーザー様に発表いただいた活用事例から抜粋した声を掲載致します。少しでも共感するポイントがございましたら、ぜひ実際の環境で一度お試しください。

「アーキテクチャやOSに依存せず、実機やシミュレータ上でも測定できる点を評価しました。」
(富士ゼロックス 様)

「ベテラン開発者でも20時間を必要としていたバグの解析を、バグの詳細を認識していない開発者にデバッグを依頼したところ、5時間程度で原因特定に至りました。最大75%の工数短縮に成功していることになります。」
(キヤノンITソリューションズ 様)

「モデルベース開発における状態変数の確認工程について、ブレイクポイントを用いた従来の手法では、リアルタイムで変数を確認できないため大きなボトルネックとなっていました。そこで、DT10の機能を用いて実動作で変数値が期待通りの数値になっているか確認したところ、85%の改善に至りました。」
(ホンダロック 様)

「単体テスト、結合テスト、総合テストそれぞれでDT10を活用しました。特に効果が大きかったのが、総合テストです。1万回に1回程度しか発生しないエラーが発生し、検証のためにデバッガをつなぐとエラーがおきないため、対応に苦慮していました。そこで、そのエラーの分析にDT10を活用したところ、80時間かかっていた作業が3時間で済むことになりました。」
(EIZO 様)

「テスト項目が十分かチェックする作業は、担当者のスキルに依存します。それを一定の基準で評価する仕組みが必要と考えDT10を導入しました。カバレッジレポート活用によるシステムテストの終了判断にDT10を用いたところ、50箇所のテスト漏れが明らかになりました。」
(河村電器産業 様)

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