動的テストツールを導入したきっかけ

リモートワーク中でもハードウェアの波形を測定したい

リモートワークが増加し、我々は開発環境もリモートワークに適用させなければならなくなりました。組込みソフトウェア開発においては、ハードウェアとの密接な結びつきから、リモートワークにおける実機動作上でのデバッグやハードウェアとの連携は難しい問題となりました。
その中でも特に困難を極めたのが、ハードウェアの波形測定です。離れた場所でハードウェアの挙動を正確に測定し、チームで解析することは、オシロスコープなどの大型機材を必要とするために解決困難な課題となっていました。

そこで、離れた拠点同士でもハードウェアの波形を測定し、チームでその測定結果を共有し、解析するために、DT＋Analogを導入しました。

なぜ動的テストツールか？

リモートワーク中でもスマートに波形測定
不具合がないことを実証

今回は、2台のターゲットボードから出力される信号の同期が正しいか？を確認するためにDT+Analogを使用しました。リモートワーク中のチームメンバーが自宅でDT+Analogを使い、波形測定をします。
実際には1分間程度の測定を複数回行い、特定の区間で波形が同期していることを確認しました。保存した測定データは、クラウドサーバーにアップロード。出社しているチームメンバーと即時に共有され、効果的なレビューをスピーディーに行うことができました。
一般的なオシロスコープは、大型で運搬も難しいためリモートワーク環境には適しているとは言えませんが、DT＋Analogはコンパクトでパーソナルユースが可能なため、リモートワーク環境での導入が容易でした。

動的テストツールを導入してどうか？

離れた拠点同士でもハードウェアを使った波形測定を実現
リアルタイムにデータ共有し、レビューもスピードアップ

チームはリモートワークによる組み込みソフトウェア開発においても、ハードウェアの波形測定を効率的に実施できるようになりました。離れた場所での作業が可能となったため、リモートワークの適用範囲を拡大することができました。
測定データはチーム内で共有し、いつでもその測定データを確認することができるため、迅速なトラブルシューティングや改善策の導入もできるようになりました。

動的テストツールDT＋の優れた機能を活用すれば、皆さんも同様の成功を収めることができます。
ぜひ無料トライアルでその効果をご自身で体感してみてください。