新型コロナウイルスの影響により、急速にリモートワークが定着した昨年、ハートランド・データでは
新製品を発表しました。その名は「DT+」。
この「DT+」は全く新しい3つのツールで構成されています。
すでに、多くのお客様にご好評をいただいている動的テストツール「DT10」の後継機としてパワーアップした「DT+Trace」。
様々なアナログ信号を長時間連続で収集でき、パーソナルユース向けにデジタルオシロスコープとして使用できる「DT+Analog」。
そして、リモートテストに最適なネットワークカメラ「DT+Camera」です。
その中から、今回は新米エンジニアの私が「DT+Camera」を実際に動かしてみたので、詳細をレポートしてみます。
「DT+Camera」を接続してみた。
まず「DT+Camera」を接続してみます。手順はとても簡単です。
1.「DBOX+Camera」という専用のハードウェアとカメラを接続
2.LANケーブルを接続
3.電源アダプタを接続
4.電源をON!!
・・・たったこれだけでもう録画が始まっています!電源を入れた瞬間から、録画が開始されるので余計な手間はかかりません。
取った録画データは自動でSDカードに保存されるので見たいデータはすぐに確認できます。
接続が完了したので、アプリケーションを起動して、映像を確認してみます。
映像の確認も接続と同様に手順はとっても簡単です。
1.PC上から「DT+Camera アプリを起動」
2.接続するハードウェアを選択
3.あとは見たい録画データを選択するだけ!!
水平145°の広角レンズで広範囲を、高画質でモニタリングできました。
とても鮮明に映っています・・・
「DT+Camera」の機能をご紹介
ハードウェアの接続と、アプリケーションの準備が整ったところで、実際に「DT+Camera」の機能の一部を紹介します。
ストリーミング再生
ストリーミング再生を選択することで、リアルタイムにカメラの映像を確認することができます。
→ターゲットがその場になくても遠隔で確認可能です。
時刻指定再生
時刻指定再生を選択することで、長時間録画した映像の中から見たい時刻の箇所を指定して確認することができます。
→この時刻にターゲットがどんな挙動をしていたのか知りたい・・・そんな時に重宝する機能です。
セキュアなデータ転送
録画した映像は、独自フォーマットを使用することで、セキュアなデータ転送が可能。
映像を覗き見される心配もなくセキュリティ的な観点から見てもとても安心です。
プログラムの実行経路やアナログ計測の結果と連携
「DT+Camera」は他のDT+シリーズのツールと連携させることが可能です。
今回は「DT+Trace」と連携をさせてみました。
「DT+Trace」・「DT+Camera」をターゲットと同時接続することで、「DT+Camera」で録画した映像から
「DT+Trace」で取得したプログラムの事項経路のログにジャンプすることができます。
実際に実行されたプログラムの処理と、実際の動作を照らし合わせて解析可能です。
まとめ
DT+Cameraは、簡単に設置ができ、いつでもどこでも映像の確認ができます。
また、他のDT+シリーズのツールと連携させたり、複数台設置することにより遠隔監視システムが
簡単に構築できます。
ぜひ、DT+Cameraを使って、リモートテストを実現してみませんか??
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
リモートテストに最適!簡単設置のネットワークカメラ- DT+Camera -
遠隔監視システムをカンタンに構築可能。
カメラの設置場所に”誰か”がいなくても、いつでもどこでも、
リアルタイムでも、日時指定でも、映像をセキュアに確認できます。